Hypertens Res 2004; 27: 193–202
日本国内の一般外来において, 1020例の高血圧患者を評価(@ 横浜労災病院)
初期評価でアルドステロン, レニン, コルチゾール, 血中カテコラミン, 腹部USを施行.
異常を認めた症例ではさらに精査を行い評価した.
結果;
本態性高血圧は90.9%
二次性高血圧症は,
Primary aldosteronism 6.0%, Renovascular hypertension 0.5%, Cushing’s syndrome 1.0%, Preclinical Cushing’s 1.0%, Pheochromocytoma 0.6%であった
このStudyと他の同様のStudyの二次性高血圧症のまとめ
二次性高血圧症は高血圧全体の5-10%程度を占める.その中では腎性高血圧症, アルドステロン症の頻度が高い傾向.
このStudyで推奨された二次性高血圧症評価のフローチャート