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2012年5月1日火曜日

痙攣重積でルート無理ならドルミカム筋注


NEJM 2012;366:591-600
NETT trial. Prehospital settingにおいて, 5分以上痙攣が持続している患者893名のRCT.
ミダゾラム 筋注群 vs ロラゼパム IV群に割り付け, ER到着時の痙攣の改善率や、再発率、ERでの挿管率を評価.

ミダゾラムは>40kgの患者では10mg, 13-40kgでは5mg 筋注
ロラゼパムは>40kgで4mg, 13-40kgで2mg IV.

ITT解析において、
痙攣が改善し、特に追加治療を必要としなかったのはミダゾラム群で73.4%, ロラゼパム群で63.4%
挿管必要例や12時間以内の痙攣再発率も両者同等.
ICU入室や入院適応例はミダゾラム筋注群でむしろ少ない.

日本国内では救急隊が治療は出来ないため、ERの初期対応として上記が有用な場合が多い。 
ER到着時に痙攣が持続している場合、ルート確保よりも速くミダゾラム筋注もよいかもしれない。今度やってみよっと。 

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