JAMA. 2012;307(7):685-692
非複雑性の副鼻腔炎患者166名のRCT.
副鼻腔炎症状が7日以上、28日未満持続もしくは7日未満だけど
一旦改善後に著明に増悪してしまった例が対象。
AMPC 1500mg/d vs Placebo 10日間で割り付け,
SNOT-16という副鼻腔炎症状16個を0-3ptで評価し、
平均値をとるやり方で評価。
Primary outcomeは治療開始後Day3におけるSNOT-16,
他にDay7とDay10でも評価。
結果は、、、
Day 3とDay 10におけるSNOT-16は有意差無いが、
Day 7のみAMPC群のほうがより症状改善度合いが高い。
その結果を踏まえてSub-analysisしてみると、
母集団で鼻閉(+)の83名でAMPCにおける症状改善OR 4.59と有意差をもって改善させる。ところが、鼻閉(-)群ではAMPC vs Placeboで有意差なし。
?という結論。
高岸