2001年のPROWESS trial(NEJM 2001;344:699-709)にてSevere Sepsis, Septic Shock 1690名に対してDrotrecogin alfa(Activated Protein C)の効果が検討され,
死亡率の低下効果、特にAPATCH II≥25の群で有意差が認められた。
その追試とも言えるPROWESS-SHOCK trialが発表(NEJM 2012;366:2055-64)
感染症でショックとなった1697名のDouble-blind RCT.
(全例で補液療法、昇圧剤が4時間以上使用)
Drotrecogin alfa 24µg/kg/hr 96hr vs Placeboに割り付け(PROWESS trialと同じレジメ)
28日と90日死亡率を比較.
患者の感染症背景はこちら
アウトカムは, 特に死亡リスク低下効果は認めない.
さらに, PROWESS trialで示唆された、APATCH II≥25の群ではどうかというと,
Sub解析をみてみると
有意差無し
ちゃんちゃん。
ま、日本で使えないし、これからも要らないね。by 高岸