JAMA. 2015;314(24):2672-2681.
JAMAのRational clinical examinationより,
成人例の軽症頭部外傷(GCS 13-15)における, 頭蓋内病変を予測する病歴, 所見を評価したMeta-analysis
・23079例中, 重度の頭蓋内損傷は7.1%[6.8-7.4]
死亡や脳外科手術を必要とした症例は0.9%[0.78-1.0]
・重度の頭蓋内損傷を示唆する病歴/所見は
2回以上の嘔吐, 外傷後の痙攣, 前向性健忘
頭蓋骨骨折所見, GCS 13, 神経局所症状が挙げられる
JAMAのRational clinical examinationより,
成人例の軽症頭部外傷(GCS 13-15)における, 頭蓋内病変を予測する病歴, 所見を評価したMeta-analysis
・23079例中, 重度の頭蓋内損傷は7.1%[6.8-7.4]
死亡や脳外科手術を必要とした症例は0.9%[0.78-1.0]
・重度の頭蓋内損傷を示唆する病歴/所見は
2回以上の嘔吐, 外傷後の痙攣, 前向性健忘
頭蓋骨骨折所見, GCS 13, 神経局所症状が挙げられる
病歴, 所見の感度, 特異度, LR
頭蓋骨骨折所見は
Battle sign, 髄液耳漏, 鼓室内出血, Raccoon eyesがある
Battle sign, 髄液耳漏, 鼓室内出血, Raccoon eyesがある
各予測ルールの感度/特異度
予測ルールは感度は良好であるが, 特異性は低い.
ルールアウト目的のルールである.
上記を踏まえた, 頭部外傷患者診療のフローチャート