J Pain Symptom Manage 2003;26:860–866. 2003
骨髄穿刺を行う132例において, 疼痛を評価.
・全例で2%キシロカインで局所麻酔を行っている.
・疼痛はVASで評価し, 31-54mmで中等度, ≥55mmで重度の疼痛と判断
アウトカム
・骨髄穿刺中に疼痛を自覚したのは84.1%, 疼痛VAS 27.2±2.1mm
VAS <30mmが64.4%,
VAS 30-54mmが19.7%
VAS ≥55mmが15.9%
手技の10分後はに疼痛を自覚したのは9.1%でその全例がVAS<30mm程度
骨髄穿刺を行う132例において, 疼痛を評価.
・全例で2%キシロカインで局所麻酔を行っている.
・疼痛はVASで評価し, 31-54mmで中等度, ≥55mmで重度の疼痛と判断
アウトカム
・骨髄穿刺中に疼痛を自覚したのは84.1%, 疼痛VAS 27.2±2.1mm
VAS <30mmが64.4%,
VAS 30-54mmが19.7%
VAS ≥55mmが15.9%
手技の10分後はに疼痛を自覚したのは9.1%でその全例がVAS<30mm程度
疼痛に関連する因子は,
若年, 手技に時間がかかる, 骨髄穿刺の経験が少ないほど, 疼痛は強くなる.
さらに, 骨髄穿刺を行う100例において, 手技の1時間以上前にトラマドール50mg vs Placebo内服群に割り付け, 疼痛を比較したRCT.
・疼痛VASの比較では, 局所麻酔中, 穿刺時の疼痛に差はないが骨髄吸引中の疼痛は有意にトラマドール使用中の患者で低い結果.