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2012年6月12日火曜日

Pioglitazone(アクトス®)と膀胱癌

PROactive trialという2型DM 5154名を対象とした前向きコホートにて、
Pioglitazone群の膀胱癌14例 vs その他で6例と有意差は無いものの多い傾向にあった。

その後、実はその他群の6例中1例が良性腫瘍であることが判明し再度解析し、
膀胱癌RR 2.83[1.02-7.85]と有意差をもってPioglitazoneは膀胱癌のリスクとなり得るという結果になった。



(BMJ 2012;344:e3645)
2型DMで新規に傾向血糖降下薬を使用された患者115727名中、
470名で膀胱癌を診断(89.4/100000pt-y)。
そのうち1年以上フォローできた376名と、背景をマッチさせた6699名のControl群を比較したRetrospective nested case-control study.
 
 Pioglitazoneと膀胱癌のリスクを評価.

Outcome;

 Pioglitazoneは膀胱癌リスク RR 1.83[1.10-3.05]と有意に上昇.
 また、24ヶ月を超えた使用, 総量28000mgを超えた使用でリスク上昇するという結果。

以前PROactiveの解析で有意差が出た際、
武田製薬は患者に説明した上で使用してください、というお達しをくれただけでしたっけ?
実際すでに使用している患者になんと説明するか迷いました。

癌になりますけどいいですか? って聞かれて、いいですよって答える人がいるのかなぁ?
今は誰も使ってませんが。

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