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2017年3月17日金曜日

VTE患者で後から悪性腫瘍が診断されるリスク因子は?

RIETE registryにおいて, 2001年から2014年にVTEを発症した患者群の解析
(CHEST 2017; 151(3):564-571)
・52289例の症候性VTEうち, 悪性腫瘍既往は9114例.
 VTE発症から30日以内に悪性腫瘍が認められたのが1845例(3.5%) → ほぼ同時に診断

 残りの41339例のうち, 24ヶ月フォローされたのが5863例.
 VTE発症後30日〜24ヶ月に診断された悪性腫瘍は444例(全体の1.4%, フォローされた患者群の7.6%[6.9-8.3]) → VTE診断の後で発見, 出現した悪性腫瘍: Occult cancer群と定義

24ヶ月フォローできたOccult cancer(-)群と(+)群を比較し, リスク因子を抽出. スコア化.

Occult cancerのリスク因子とスコア化

・男性例, >70歳, 慢性肺疾患, 貧血, 血小板≥35万
・リスクを減少させるのはVTEの既往, 術後のVTE.

年齢, 性別とスコアからのOccult cancerリスク
・%としてはかなり高いが, フォローされた患者群での解析であり, 実際の頻度よりも高くでていると考えられる.

診断された悪性腫瘍の部位

%を鵜呑みにしてはいけませんが,
リスク因子としては覚えておくと良いかもしれません.

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