好中球減少がない入院患者における発熱において, 血液培養を採取すべきかどうかどうかを判断するフローチャート
まとめると以下の場合に考慮
①重症敗血症, 敗血症性ショック, IE, 血管内感染症が疑われる場合
②菌血症High-risk(>50%)では全例で採取
③Moderate-risk(10-50%)では熱源部位の検体採取が不可能なとき, 検体採取前に抗菌薬を投与する場合に採取
④Low-risk(<10%)では, 基本的には不要.
見逃すと大きく患者に不利益となる場合(ペースメーカー挿入や人工物留置されている患者)では採取を検討.
状況やフォーカスと菌血症のリスクは以下の通り
他にも, 菌血症の可能性を評価する報告としては以下も参照