ブログ内検索

2020年8月28日金曜日

入院患者の発熱、血液培養をとるべきかどうか?

(Clin Infect Dis. 2020 Aug 22;71(5):1339-1347. doi: 10.1093/cid/ciaa039.)より
好中球減少がない入院患者における発熱において, 血液培養を採取すべきかどうかどうかを判断するフローチャート


まとめると以下の場合に考慮
①重症敗血症, 敗血症性ショック, IE, 血管内感染症が疑われる場合
②菌血症High-risk(>50%)では全例で採取
Moderate-risk(10-50%)では熱源部位の検体採取が不可能なとき, 検体採取前に抗菌薬を投与する場合に採取
Low-risk(<10%)では, 基本的には不要.
 見逃すと大きく患者に不利益となる場合(ペースメーカー挿入や人工物留置されている患者)では採取を検討.

状況やフォーカスと菌血症のリスクは以下の通り


他にも, 菌血症の可能性を評価する報告としては以下も参照