(JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2020.3050 )より
Meta-analysisによる各所見のGCAに対する感度/特異度
・GCAが疑われ, 評価された患者群を含む 68 studies, N=14037を評価
Prospectiveが15%(患者数), Retrospectiveが85%
・GCA診断の79.8%が側頭動脈生検, 残りは臨床診断
患者背景
症状
・診断に有用なのは顎跛行(LR 4.9)
他の症状
・感度は低いが, 四肢の跛行も重要な所見の一つといえる
身体所見
・側頭動脈の異常所見, 側頭部の圧痛, AION(Anterior ischemic optic neuropathy)は特異的な所見
検査所見
・ESRは亢進するが, >100mm/hとなるのは1/4程度のみ
>80mm/hからは特異度も高い.
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特に目新しい情報はないですが, 最新のMetaということで紹介です