JAMA. 2014;311(18):1901-1911.
緑内障は進行性の視神経症の1つ.
網膜のGanglion cellの変性を特徴とする.
視神経乳頭萎縮を来たし, 視野障害, 視力障害を呈する.
視神経乳頭萎縮を来たし, 視野障害, 視力障害を呈する.
全世界で7千万人以上が罹患しており, 10%が両側性の失明を来す.
>40yrでは40人に1人が緑内障による視野障害(+).
症状が顕在化するまで気づかれないことも多く, 先進国でも診断率は50%に満たない.
Lancet 2011;377:1367-77
緑内障のリスク因子 NEJM 2009;360:1113-24
頻度は人種差が大きく黒人 4.2%, 白人 2.1%, アジア人 1.4%
他のRisk Factors
Factor
|
緑内障RR
|
Factor
|
緑内障RR
|
年齢(+10歳毎)
|
|
dBP
|
|
黒人
|
1.6
|
>=50mmHg
|
1.0
|
白人
|
2.1
|
40-49mmHg
|
1.7
|
アジア人
|
1.6
|
30-39mmHg
|
2.1
|
眼内圧
|
|
<30mmHg
|
6.2
|
<15mmHg
|
1.0
|
第一親等の家族歴
|
2.9
|
16-18mmHg
|
2.0
|
近視
|
1.6-3.3
|
19-21mmHg
|
2.8
|
中心角膜の菲薄化
(40mcm低下毎) |
1.7
|
22-29mmHg
|
12.8
|
|
|
30-34mmHg
|
39.0
|
|
|
緑内障は大きくOpen-angle glaucoma, Closed-angle glaucomaの2 type
さらにアジアでは眼圧が正常なOpen-angle glaucomaが多く, その場合は正常眼圧緑内障と呼ばれる.
アメリカではOpen-angleが80%を占める.
眼科救急で有名な緑内障発作はClosed-angle glaucoma. 急速な増悪を来たし, 失明リスクも高い
開放隅角緑内障 Primary open-angle glaucoma
虹彩角膜角に閉塞ないが, 房水の排泄が低下している病態
3-40yrで発症するJuvenile-onset, >40yrで発症するAdult-onset
MYOC geneの異常も指摘されており, Juvenile-onsetの>10%, Adult-onsetの4%がMYOC gene異常あり
従って家族歴は重要であり, 第一親等で開放隅角緑内障(+)ならば, リスクは10倍となる.
リスクがある場合は, 定期的な眼底診察を勧めるべき. NEJM 2009;360:1113-24
高齢者程多く, >60歳での発症が典型的.
自然寛解することは先ず無い.
進行は数ヶ月〜数年単位と緩徐.
また, 神経障害の部位はRetinal ganglion cellに限られる.
暗点の拡大. 辺縁の視野欠損が典型的. 通常不可逆性で両側に生じている. (健側眼は通常患側の50%の障害を認めている)
両側の失明を来すのは稀だが, 失明原因としては白内障に次いで2番目に多い原因.
Lancet 2011; 377: 1367–77
開放型緑内障の初期症状は視野障害 or 偶発的発見 NEJM 2009;360:1113-24
眼内圧は上昇, 正常どちらもあり得る為, 診断的根拠にはならない
眼底検査, 検診での発見も多い. (視神経乳頭のcapping)
A and B; Neuroretinal rim(R)の一部欠損が認められている(→部)
D and E; Capの拡大, Rimの菲薄化が進んでいる眼底
LC; Lamina Cribrosa(コラーゲン, グリア組織の密集部位)
通常は見えないが, 周辺神経組織の委縮により確認できるようになる
通常は見えないが, 周辺神経組織の委縮により確認できるようになる
Cappingのイメージ NEJM 2009;360:1113-24
乳頭中心の蒼白に見える部位がCupping.
正常ではcupは全体の<1/2. 緑内障では>1/2となる. JAMA. 2013;309(19):2035-2042
正常ではcupは全体の<1/2. 緑内障では>1/2となる. JAMA. 2013;309(19):2035-2042
開放隅角緑内障の診断に寄与する病歴, 所見を評価したMeta-analysis.
JAMA. 2013;309(19):2035-2042
リスク |
OR |
|
OR |
近視; diopter >8 |
5.0[2.2-11] |
年齢 ≥80y |
2.9[1.9-4.3] |
diopter >6 |
5.7[3.1-11] |
年齢 70-79y |
2.5[1.9-3.1] |
diopter ≥3 |
2.1[1.3-3.4] |
年齢 60-69y |
1.5[1.3-1.7] |
diopter ≥1 |
1.7[1.1-2.4] |
年齢 50-59y |
0.64[0.56-0.73] |
diopter ≥0.5 |
1.6[1.1-2.4] |
年齢 40-49y |
0.31[0.24-0.41] |
家族歴 |
3.2[2.0-5.2] |
年齢 30-39y |
0.40[0.21-0.78] |
黒人 |
2.9[1.4-5.9] |
末梢血管疾患 |
2.1[0.83-5.3] |
男性 |
1.2[0.97-1.4] |
DM |
1.8[1.4-2.4] |
喫煙 |
1.1[0.85-1.5] |
HT |
1.8[1.4-2.3] |
|
|
片頭痛 |
0.99[0.66-1.5] |
CDR ≥0.7ではほぼ確定的といえる.
CDRの左右差も診断に有用な情報.
眼内圧は≥21mmHgで有意. ただし, 正常圧水頭症の多いアジアでは除外には向かないので注意.
開放隅角緑内障の治療 Lancet 2011; 377: 1367–77
眼圧低下療法
眼圧が21mmHgでリスク(年齢, 角膜厚)がある患者では適応
視神経障害(+)例では全例推奨される.(眼圧正常でも)
方法は, 点眼薬, レーザー治療, 手術治療がある. 効果は同等で, 副作用の頻度のみ問題となる.
最も副作用が少ないのはレーザー治療, 手術では稀ながら失明のリスクあり, 推奨されない.
最も副作用が少ないのはレーザー治療, 手術では稀ながら失明のリスクあり, 推奨されない.
点眼薬はProstaglandin analogue, β antagonistを用いる.
眼圧を20-40%低下させることで, 視野障害のリスクは50%低下
眼内圧を低下させる薬剤治療 JAMA. 2014;311(18):1901-1911.
Prostaglandin analogues: Latanoprost(キサラタン点眼薬®), Travoprost(トラバタンズ点眼薬®), Tafluprost(タプロス点眼®), Unoprostone(レスキュラ点眼®), Bimatoprost(ルミガン点眼®)
β-Adrenergic blockers: Timolol(チモプトール点眼, リズモン点眼®), Levobunolol(ミロル点眼®), Carteolol(ミケラン® 点眼無し), Metipranolol, Betaxolol(ケルロング® 点眼無し)
α-Adrenergic blockers: Brimonidine(アイファガン点眼®), Apraclonidine(アイオピジン点眼®)
Carbonic anhydrase inhibitors: Dorzolamide(トルソプト点眼®), Brinozolamide(エイゾプト点眼®), Acetazolamide(ダイアモックス®経口)
Cholinergic agonists: Pilocarpine(サンピロ点眼®), Carbachol(グラウマリン点眼®)
閉塞隅角緑内障 Primary closed-angle glaucoma
JAMA. 2014;311(18):1901-1911.
虹彩の偏倚により隅角が閉塞し, 眼内圧が上昇
最低270度の範囲で閉塞していることが定義
open-angleと同様に, 視野, 視力障害を来すまで無症候性であり, 気づかれにくい
<1/3の頻度でAcute primary angle closureを来たし, 30mmHg以上の眼内圧となり, 急性の眼痛, 結膜充血, 角膜浮腫, 瞳孔散大を来す.
Primary closed-angle glaucomaは虹彩, レンズ,レンズ後部の構造異常で生じる.
Pupillary blockが最も多い構造異常.
前房への房水移動が阻害され, 虹彩を前方へ圧迫する.
他には平坦虹彩がアジア人では多い原因.
OAGのリスク因子
女性, 高齢, アジア人で多い.
眼球が小さいと前房も狭小化するため, リスクとなり得る.
遺伝も関連しており, 第一親等にOAGがいるとリスクとなる
いくつかの遺伝子異常も判明している (rs11024102 at PLEKHA7, rs3753841 at COL11A1(HGNC:2186), rs1015213 at PCMTD1(HGNC:30483)-ST18(HGNC:18695))
いくつかの遺伝子異常も判明している (rs11024102 at PLEKHA7, rs3753841 at COL11A1(HGNC:2186), rs1015213 at PCMTD1(HGNC:30483)-ST18(HGNC:18695))
OAGのイメージ
急性閉塞隅角緑内障 Clin Geriatr Med 23 (2007) 291–305
Acute-angle-closure glaucoma(AACG)は眼科的Emergency
房水は後眼房で産生され, 虹彩と水晶体の間を通過し, 前眼房に移動. シュレム管より吸収される.
虹彩が前方に偏倚し, シュレム管を閉塞することで, 急激に眼圧が上昇し, 閉塞隅角緑内障が発症.
虹彩が前方に偏倚し, シュレム管を閉塞することで, 急激に眼圧が上昇し, 閉塞隅角緑内障が発症.
高齢者では水晶体の弾性が低下, 肥厚し, 白内障の頻度も多い. >> 虹彩と癒着しやすくなっており, AACGのRiskとなる.
眼球の大きさもリスクとなり得る. Lancet 2011; 377: 1367–77
アジア, インドでは閉塞隅角緑内障が多く, 眼球が小さい程リスクが高いとの指摘も.
頻度は加齢に応じて上昇. 高齢女性に多い. 高齢者の片側性の頭痛では必ずAACGの所見をCheck
緑内障全体の1/3が閉塞隅角緑内障
閉塞隅角緑内障では失明リスクが開放隅角の2倍. Lancet 2011; 377: 1367–77
緑内障で失明した患者の約半分が閉塞隅角緑内障.
AACGの経過
急性の片側性の頭痛で発症
複視, 悪心, 嘔吐と伴うことが多いが, 実際急性発作を来すのは25%のみ. 75%は開放隅角緑内障と同様の経過をとる.
身体所見では, 中心に固定された瞳孔と混濁した角膜が特徴的.
眼瞼結膜の充血は 角膜縁に特に強く認められる.
眼瞼結膜の充血は 角膜縁に特に強く認められる.
角膜の触診では “Rock-hard”と表現されるほど固い眼球を触れる.
眼圧は60-80mmHgまで上昇.(正常値は20mmHg)
急性ACGの誤診としては,
結膜炎が最も多く, 他にはRed eye?, 虹彩炎, 角膜剥離, SAH, 嘔吐症, 顔面痛, 原因不明の頭痛といった判断がされやすい.
片頭痛と診断される例は殆ど無し. Age and Ageing 1996:25:421-423
緑内障ガイドライン2版より, AACGの薬物治療
AACGでは虹彩切除術による瞳孔ブロック解除が根本的治療
眼科コンサルト~引渡しまでにできること
高浸透圧薬: 眼圧降下に最も有効
マンニトール; 20%溶液 1-3g/kgを30-45分
60-90分で眼圧降下, 4-6hr持続
脱水, 腎障害, 心不全の増悪には注意
グリセオール; 300-500ml 45-90分
30-135分で眼圧降下, 5hr持続
1Lあたり637kcalとなるのでDMには注意
高浸透圧薬 内服薬
イソソルビド 70%溶液 70-140ml/day bid, tid (イソバイド® メニレット®)
グリセリン 50% 3ml/kg/day qd, bid
縮瞳薬
1%, 2% ピロカルピン(サンピロ® ピロリナ®) 2-3回/day
房水産生抑制
アセタゾラミド 10mg/kg DIV, PO (ダイヤモックス®)
βblocker 点眼, αβ遮断薬, 炭酸脱水素酵素阻害点眼
房水流出促進
Prostaglandin関連点眼, α1遮断薬, αβ遮断薬
特殊な緑内障: 亜急性閉塞隅角緑内障 NEUROLOGY 2005;65:757–758
間欠的(数分〜数時間)な眼圧の上昇を来す.
発作時はAACGと同様に複視, 頭痛, 結膜充血を来し, 放置しておくと視神経障害が進行し, 失明に至る.
“間欠的な頭痛” から, しばしば片頭痛と誤診されることも. 特に複視を前兆と勘違いする例も多い.
発作時には眼圧の軽度〜中等度上昇を認めるが, 無症状時には眼圧は正常であることが多い.
頭痛を主訴でペンシルバニア大学眼科を受診した患者中, 亜急性のACGは11/2227 (0.5%), 平均年齢は54 ± 6.5歳, 頭痛の持続期間は平均2.6 ± 2.7年間と, 診断までの期間は長い.
(眼痛, 複視の訴えある患者は除外されている) Headache: The Journal of Head and Face Pain 2005;45:172-6
(眼痛, 複視の訴えある患者は除外されている) Headache: The Journal of Head and Face Pain 2005;45:172-6
亜急性ACG; 頭痛の特徴 NEUROLOGY 2005;65:757–758
頭痛の特徴 |
|
持続期間 |
Min-Hr, 長くても4hr以内 |
頻度 |
少なくとも2回/週, 大半が毎日頭痛あり |
頭痛の程度 |
軽度から中等度の眼球後部の痛み〜片側の頭痛 |
視覚異常 |
4/11で視覚異常を自覚(光の周辺にHaloを認める) |
11名全員が亜急性ACG診断前に頭痛精査を受けていたが, 亜急性ACGの診断はつかず.
隅角測定まで行ったのは11名中1名のみ!(しかもその1名では検査時に隅角閉塞は認められず.)
7/11で片頭痛と診断されていた.
7/11で片頭痛と診断されていた.
11名の診察結果より
診察 |
|
眼圧上昇 |
4/11 |
遠視 |
5/11 |
隅角がNarrow |
11/11 |
前虹彩癒着 |
6/11 |
視神経乳頭Cupping |
6/11 |
視野欠損 |
3/11 |
視神経乳頭のCuppingを認めた6名の平均罹患期間は3.6±3.1年.
Cupping(-)群では1.5±1.6年と, 長期罹患者で神経変性は生じる.
視野欠損を認めた3名の平均罹患期間は4.7±4.0年. Neurol Sci (2010) 31 (Suppl 1):S103–S105
視野欠損を認めた3名の平均罹患期間は4.7±4.0年. Neurol Sci (2010) 31 (Suppl 1):S103–S105
主訴が頭痛で, 亜急性ACGと診断された9名の解析 Headache: The Journal of Head and Face Pain 2005;45:172-6
特徴 |
|
平均年齢 |
60歳[48-73] |
頭痛自覚〜診断 |
2年間[3-5] |
頭痛部位 |
前頭部 5例, 側頭部 3例, びまん性 1例 |
頭痛性状 |
拍動性の頭痛は無し |
頭痛頻度 |
毎日〜1-2ヶ月毎まで様々 6例が毎週1回以上自覚 |
視覚症状 |
頭痛時に霧視(+)が3例* 遠視は9/9で認める. |
視覚症状を訴えるのは3/9のみ.
しかもその3例が数秒のみの複視とはっきりしたものではない.
視神経乳頭陥凹は2例のみ. Borderlineは4例.
視神経乳頭陥凹は2例のみ. Borderlineは4例.
9名の初期診断は, 非特異的頭痛(6), 片頭痛(2), 歯牙由来(1)
典型的な片頭痛と亜急性ACGによる頭痛の比較
頭痛の特徴 |
片頭痛 |
亜急性ACG |
頭痛 |
中等度〜重度, 片側性で, 発作時, 発作毎に 左右が変わることもある |
中等度の頭痛. 片側性が多い |
眼痛 |
あっても良い |
多い |
霧視 |
頭痛に先立って生じる(前兆) |
頭痛時に生じる |
他の視覚症状 |
ジグザグ, フラッシュ, 視野欠損 |
光の周囲にHaloが生じる |
発症年齢 |
通常40歳未満 |
40歳以降で発症 |
遠視合併頻度 |
一般人口と同じ |
多い |
嘔気, 嘔吐 |
一般的 |
あっても良い |
発作の持続時間 |
数時間〜数日 |
数時間 |
症状の改善因子 |
安静, 睡眠, 片頭痛薬の使用 |
安静, 睡眠, 鎮痛剤 眼圧低下作用薬 |
根治的治療 |
なし |
虹彩切除 |
家族歴 |
多い |
あっても良い |
予後 |
頭痛によるQOL障害 |
視覚障害のリスク |
高齢発症(>50yr)で, 持続時間が短い(<4HR)片頭痛ならば, 亜急性閉塞隅角緑内障を考慮すべし
非典型的な片頭痛(高齢発症, 常に左右どちらか一方のみの頭痛, 家族歴の無い片頭痛)ならば緑内障を疑う必要がある.
遠視は閉塞隅角緑内障の強いRiskであり, 病歴でcheckを.
老眼は40台後半〜50台前半より生じ始める.
40台前半での遠視(+)ならば要注意. ACG診断の助けとなるかも.
40台前半での遠視(+)ならば要注意. ACG診断の助けとなるかも.
眼鏡をかけた患者ならば, 眼鏡をCheckすれば遠視 or 近視は分かる.
遠視ならば凸レンズであり, レンズの後方にあるものは大きく,近視ならば凹レンズであり, レンズの後方にあるものは小さくなる. (ケント デリカットのあれ) Postgraduate medicine 2006;119:70-3
遠視ならば凸レンズであり, レンズの後方にあるものは大きく,近視ならば凹レンズであり, レンズの後方にあるものは小さくなる. (ケント デリカットのあれ) Postgraduate medicine 2006;119:70-3
緑内障による頭痛の特徴 Invest Ophthalmol Vis Sci 26:1105-1108, 1985
Low-tension glaucoma(LTG)* 54名, 一般健常人493名, 開放隅角緑内障 182名, Ocular hypertension(OHT)† 126名, その他¶187名のCase-control study.
*LTG; 緑内障の眼底所見(+)だが, 眼圧<22mmHgの患者群.
†OHT; 眼圧>22mmHgだが, 眼底所見は正常.
¶その他; 他の眼科疾患で通院中の患者
†OHT; 眼圧>22mmHgだが, 眼底所見は正常.
¶その他; 他の眼科疾患で通院中の患者
Group |
Classic migraine 片側性の頭痛 + 前兆, 嘔気 |
Probable migraine 頭痛 + ≥2の片頭痛の特徴 |
Possible migraine 頭痛 + ≥1の片頭痛の特徴 |
頭痛全体 |
LTG(54) |
7% |
30% |
67% |
87% |
Normal(493) |
3% |
19% |
49% |
80% |
POAG(182) |
5% |
18% |
46% |
68% |
OHT(126) |
5% |
24% |
50% |
70% |
Other(187) |
4% |
22% |
52% |
81% |
LTG群が最も片頭痛様の頭痛typeをとる頻度が高い.