(Ann Rheum Dis 2021;80:758–766. doi:10.1136/annrheumdis-2020-219069)
Heraklion, Attikon Univ. Hosp.において
2005-2019年に診療したSLE患者とSLEが鑑別となるリウマチ性患者より,
それぞれ401例ずつランダムに抽出し, Machine learningを使用して SLEを示唆する情報を抽出.
・すでに分類基準で使用されている項目以外に 使用されていない項目も合わせて評価した.
・SLE 512例, Control群143例でValidationを施行
SLE診断に関連する情報
Immunologic disorder: 抗DNA抗体, 抗Sm抗体, 抗リン脂質抗体のいずれか一つ以上が陽性所見の組み合わせによるSLEの可能性
早期SLEは発症24M以内で定義
Lupus nephritisは病理にて診断
Neuropsychiatric lupusはMDAにて判断され,
Italian Study Group attribution modelで確認
Cutoff >7ptで,
感度 94.2%, 特異度 94.4%
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・他の膠原病と比較した時のSLEらしさを評価する項目の評価であり,
これらデータからは自己免疫性疾患+血球障害, 蛋白尿, 頬部紅斑がSLEに特異性が高い印象
・ANA陰性例では, 滑膜炎, 白斑, 皮膚ループス, 補体低下に注目する点も勉強になる