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2017年8月31日木曜日

心筋梗塞疑い症例に対する酸素投与

心筋梗塞疑い患者には酸素, モニター, ルート(OMI) と学生, 研修医時代にはよく聞いた.
ルーチンでO2は4L程度流しておく、と覚えていたが,
低酸素がなければそれは必須ではないよ、という報告

NEJMより
Oxygen Therapy in Suspected Acute Myocardial Infarction. 

DETO2X-SWEDEHEART trial:AMI疑い患者でSpO2 ≥90%である6629例を対象としたRCT
・患者は30歳以上で, 6時間未満の胸痛, 呼吸苦で, 且つECGで虚血性変化を認めるもしくはTrop T,Iが上昇しており, さらにSpO2≥90%を満たす
・上記患者群をOpen face maskからの6L/分の酸素投与群 vs 酸素投与(-)群に割付け, 6-12時間継続.
経過中にSpO2<90%となる場合は低酸素合併として酸素投与を開始.
アウトカムは1年生存率, MI再発率などを評価

母集団データ
胸痛で来院した症例が94%と大半.
・SpO297%[95-98]
・最終的にMI75%程度.

両群の処置内容

アウトカム

死亡リスク, MI再発リスクTrop Tのピーク値どれも有意差はない.

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AMIでも酸素状態に合わせて酸素投与をすればよい

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