ブログ内検索

2016年9月7日水曜日

妊娠中のMRIの影響

Ontarioにおける1424105例の出産例の後向き解析.
(JAMA. 2016;316(9):952-961. )
・2003年〜2015年に出産(死産も含む)した妊婦と胎児を評価.
・多産の場合は最初に出産した胎児をカウント
 <16歳, >50歳の妊婦や, 20週で出産した場合は除外.
・妊娠初期にMRIを施行した群, 妊娠中(すべての期間)にGa造影MRIを施行した群とMRI未施行群において, 死産や奇形リスクを評価.

・対照群は1576631例で, そのうち9.7%が除外項目に当てはまった.
 除外された症例における死産率は,
 初期にMRI暴露例では2.8%, 
 Ga造影群では1.7%,
 MRI未施行例で1.1%とMRIβ暴露例で有意に多い結果

残りの1424105例の解析では,
・妊娠中にMRIを施行したのが5654例,
 妊娠初期にMRIを施行したのが1737例
 Ga造影MRIを施行したのが397例

初期のMRI暴露は, Inverse Probability Weight-Adjusted analysisにおいて, 死産や奇形, 失明リスクとはならない結果.

妊娠中のGa造影MRIは死産や胎児死亡リスクを上昇させる
また, リウマチ疾患や皮膚疾患のリスクを上昇させる結果.

0 件のコメント:

コメントを投稿