ブログ内検索

2016年3月29日火曜日

メジコン®による降圧作用

Dextromethorphan(メジコン®)は中枢性の抗鎮咳作用を有する薬剤で, 鎮咳薬としてよく使用される薬剤.
 それ以外に糖尿病性神経症による疼痛緩和効果なんかもある. 参考
 焦燥感の緩和効果なんかもある. 参考

そのメジコン®に降圧作用まであるという. (Medicine 95(12):e3234) 

動物実験では, アムロジピンにDextromethorphan(メジコン®)を少量併用することで降圧効果が高まることが示されている
高血圧患者ではNADPH oxidaseより産生されるO2-がNO産生に関わり, 血圧上昇作用を増悪させていることが示唆されており,  DextromethorphanはNADPH oxidase活性を阻害する作用がある.

ヒトを対象に上記現象を評価
高血圧患者 78例でアムロジピン 5mg/dを2wk使用.
・この間に目標値(140/80)を達成できなかった患者群においてDXM 2.5mg/dを追加しさらに4wk継続. 
・その後 それでもコントロール不良群において, 4.5mg/d, 30mg/dと4週毎に増量し, 血圧コントロールを評価した.
・メジコンは上記量を3分割して内服

血圧の低下作用

・DEX 2.5, 7.5mg/d群では有意に血圧低下作用が認められる.
・30mg/d使用群では血圧低下作用はない.

30mg投与群は2.5mg, 7.5mgでもコントロール不良な患者であるため, 
そのような患者ではメジコンの効果が期待できないという判断も可能

メジコンは効く人と効かない人がいる.
 血管内皮に作用する機序なので、それが関連しているかもしれない.

と言っても, この作用を目的にメジコンを長期投与しようとは思いませんが、少量で良いならばそれもありなのかも...と思ったり
・錠剤ならば15mgなので、1/8分割して、1日3回でOK
・散剤ならば0.1g中10mg含有なので, 0.03gを1日3回くらい

0 件のコメント:

コメントを投稿