オランダ北東部のPopulation-based cohortにおいて, 40136人でACPAを評価した報告.
・APCAは抗CCP2抗体を評価. ≥6.2U/mLで陽性と判断.
・40136人中女性は58%, 平均年齢は44歳[範囲18-92]
このうち, RA罹患しているのは自己申告で2.1%, 確定例は0.3%
・ACPA陽性例は全体の1.0%
RA(-)患者の0.8%
自己申告RAの10.7%
確定RAの44.2%となる.
APCA陽性と関連している因子は,
・高齢者, 女性例, 喫煙歴, 関節症状
・RA(-)のみの解析では, 女性例と喫煙歴が関連している.
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抗CCP抗体陽性は, 分類不能関節炎患者において, 3年以内のRA発症に対して
感度 50%[41-59], 特異度 97%[95-99], LR(+) 16.6, LR(-) 0.52で予測可能という報告もあり, これら陽性患者の長期フォロー結果も気になります. 今後の報告にも期待
Arthritis and Rheumatism 2004;50:709-15