Serum procalcitonin levels as a diagnostic marker for septic arthritis: A meta-analysis.
American Journal of Emergency Medicine xxx (2017) xxx–xxx
プロカルシトニンの化膿性関節炎に対する診断能を評価したMeta-analysis
・2015年までに発表された10 trials, N=838例において, PCTとCRPの化膿性関節炎に対する診断能を評価.
・対照群は非感染性の関節炎: RA, OA, 痛風, 偽痛風, SLE, Bechet病, AS
・PCTのカットオフは0.5ng/mL, CRPは1.8-5.0mg/dL
PCT, CRPの化膿性関節炎に対する感度, 特異度
・PCTは感度は54%, 特異度95%
・CRPは感度45%, 特異度7.9%
PCTが高値ならば感染症の合併を疑うが, 否定に足るものではない.
が, 化膿性関節炎か, 否かを考える場合, CRPを評価するくらいならばPCTをチェックした方が良いのは確か.