ブログ内検索

2013年11月12日火曜日

性感染症以外の急性陰部潰瘍の原因

Arch Dermatol 2009;145:38-45
Sexually inactiveの女性における急性陰部潰瘍13例の解析
 平均年齢は16.6(2.8)歳. 
 54%で扁桃腺炎を合併しており, 陰部潰瘍の8.6d[6.0]先行する.
 Full-like symptomは77%で合併し, 潰瘍の3.8d[3.1]先行
 潰瘍は両側性が77%で, peculiar kissing patternが90%.
 9/13で一過性の口腔内アフタを認めている.

陰部潰瘍の原因
 4/13がEBV感染で, 1例がベーチェット病. 他は原因不明であった.

EBVによる陰部潰瘍 26例の解析では,
 平均年齢は14.5歳. Sexual contactの病歴は6例のみであった.
 陰部潰瘍が改善するまでの期間は平均18日.
 陰部潰瘍出現までに非特異的症状(倦怠感, 頭痛, 発熱)を認める例は多く, 症状出現〜潰瘍出現まで平均5日間
 その経過中, 伝染性単核症様の症状を呈する事も多い.
(Acta Derm Venereol 2006; 86: 439–442)

性感染症以外の陰部潰瘍の原因としては,
 感染症ではEBV, CMV, HIV, トキソプラスマで陰部潰瘍を来しえる.
 ベーチェットも重要な原因の1つ.

HSVではなくてもヘルペス族のウイルスでは陰部潰瘍を来すということは大事なことですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿