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2013年9月10日火曜日

運動後の筋逸脱酵素上昇の経過


Br J Clin Pharmacol 2007;65:253-9


15名の健康男性が1hrのWeightliftingを行い, AST, ALT, LDH, GGT, ALP, CKを評価したStudy
運動後7日間と, 10-12日目に評価.

*単位換算; 1µkat/L = 58.8 U/L


AST, LDHは運動後3-4dでピークであるが, ALTは4-6dでピークと, やや遅れる. 10-12dには正常化.
値は常にAST>ALTとなり, 最大で5倍に達する.
ALP, GGTは特に変化無し.

CPKは3-4dでピーク, Myoglobinは2-3dでピークとなる
運動後7dでも上昇していることがあり, 10-12dにはほぼ正常化している.

この辺の知識があると痙攣後のLabフォローの解釈に役に立ちそうですね。