(Ann Rheum Dis 2021;80:1137–1146. doi:10.1136/annrheumdis-2021-220418)
RA患者でCOVID-19罹患時にb/tsDMARDを使用していた患者群2896例を解析し, 重症度や死亡リスクへの関連を評価.
・COVID-19 Global Rheumatology Alliance physician registryの 2020年3月〜2021年4月までの症例を解析した
・COVID-19アウトカムは
(1) 入院なし, (2) 入院/酸素投与なし, (3) 入院/酸素投与あり(MV含む), (4) 死亡で分類
アウトカム:
・ TNF阻害薬をRefとしたときの各アウトカムのOR
・AbataceptやIL-6阻害薬はTNFiと同等.
・RTXは重症化や死亡リスクがおよそ4倍
・JAKiも重症化, 死亡リスクの上昇に関連する.