(Neurology. 2020 Dec 15;95(24):e3213-e3220.)
SwedenにおけるCohort: 元々てんかん既往がなく, 2000-2010年に中枢神経感染症で入院加療を受けた成人患者12101例と年齢, 性別を合わせた36228例において, その後のてんかん発症リスクを比較.
・10年間のてんかん発症リスクは
感染症群で5.9% vs Control群で1.2%
ヘルペス脳炎で26.0%, 脳膿瘍で30.2%と高リスクであり,
Tick brone encephalitisや他の髄膜炎では2%程度と低リスク
時間経過と発症率
・罹患から2-3年以内で発症する例が多い