(Clin Gastroenterol Hepatol. 2018 Jun;16(6):800-808.e7.)
PPIの力価
・PPIを投与し, 胃内のpHをモニタリングしたClinical trialsを評価し, 各PPIの投与量とpH>4を維持する時間/24h(pH4time)を比較. 各薬剤の強さを評価した
その結果, オメプラゾールを1とした時の各薬剤の力価と, オメプラゾール換算量は以下
・同量使用するならば, ラベプラゾールが最も作用が強い.
次いでエソメプラゾール(ネキシウム®)
よく使用するランソプラゾールは国内で使用可能なPPIのなかで最も力価が低い.
また, 1日1回よりも2-3分割投与のほうがpH抑制時間効果は長くなる.