(The American Journal of Medicine (2015) 128, 629-637)
・COPDを1年以上前に診断された患者群を, COPDを診療しているPrimary care physicianが評価し, COPDの重症度, FEV1を予測.
・実際の値との相関性を評価した.
実際のFEV1, 重症度は30%で一致, 41%でより軽症と判断していた.
カナダ, オンタリオで2005-2012年に診断されたCOPD 68898例の解析では, 診断前に呼吸機能検査をされていたのは41.2%.
(CMAJ 2017 April 10;189:E530-8.)
・患者は43歳以上で, 医師によりCOPDと診断された患者群
・COPDは以下を満たす場合に診断し, 呼吸機能検査の有無を問わない.
35歳以上で, 過去2年以内にCOPDに由来する入院を1回以上か, COPDによる救急受診を3回以上している患者で定義.
・この定義では特異度95%, PPV 81%でCOPDを示唆する
・上記を満たす 68898例中, 診断前に呼吸機能検査をされていたのは41.2%
母集団: