Oseltamivir treatment for influenza in adults: a meta-analysis of randomised controlled trials. Lancet 2015
インフルエンザ感染が証明された患者群のITT解析
全症状改善までの時間はOseltamivir群で有意に短縮
(97.5時間 vs 122.7時間, Difference -25.2h[-36.2~-16.0])
(97.5時間 vs 122.7時間, Difference -25.2h[-36.2~-16.0])
特に<65歳, 症状が重い患者, インフルエンザA型でより効果が良好.
発症から<24h, ≥24hではどちらも有効.
下気道合併症頻度も低下する
65/1544(4.2%) vs 110/1263(8.7%), RR 0.56[0.42-0.75], ARD -3.8%[-5.0~-2.2], NNT 26
内訳は、
気管支炎が3.6% vs 6.9%, RR 0.62[0.45-0.85], NNT 30
肺炎が0.6% vs 1.7%, RR 0.40[0.19-0.84], NNT 91
下気道感染症が0.1% vs 0.3%, NNT 500
肺炎が0.6% vs 1.7%, RR 0.40[0.19-0.84], NNT 91
下気道感染症が0.1% vs 0.3%, NNT 500
入院率も有意に低下
9/1329(0.7%) vs 22/1045(2.1%), RR 0.37[0.17-0.81], ARD -1.1%[-1.4~−0.3], NNT 91
副作用頻度
下痢はむしろ減ると。
悪心嘔吐は多い。
年末は インフルA → タミフル使用 → 食事食べない、脱水 → インフル治っているけど脱水で入院のコンボに悩まされました。