JAMA. 2015;313(6):575-583.
献血を行った成人 215例を対象としたopen-label RCT.
500mlの献血を行ったあと、鉄剤37.5mg/d経口内服群 vs 非投与群に割りつけ24週間継続.
低下したHbの80%改善するまでの期間を比較した.
患者群はフェリチン値 ≤26ng/mL, >26ng/mL別で比較
献血を行った成人 215例を対象としたopen-label RCT.
500mlの献血を行ったあと、鉄剤37.5mg/d経口内服群 vs 非投与群に割りつけ24週間継続.
低下したHbの80%改善するまでの期間を比較した.
患者群はフェリチン値 ≤26ng/mL, >26ng/mL別で比較
アウトカム:
フェリチンが26ng/mL以下であれ、以上であれ、鉄剤を投与したほうが貧血の改善がとても早い。
その差 1ヶ月 vs 3−5ヶ月。
その差 1ヶ月 vs 3−5ヶ月。
さらにフェリチン値を細かく分けると
フェリチン値が50ng/mLを超えようが、鉄剤投与で貧血改善が早くなる傾向は変わらない。
今回は献血者による評価だけども、出血で貧血あり、でも輸血もいらないそう、という患者群では鉄剤を飲ませるというのはアリですね。
まぁ黒色便が紛らわしくなりますのでそこだけ気をつければ。