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2017年10月3日火曜日

2型糖尿病における低血糖受診リスク予測ツール

JAMA Intern Med. 2017;177(10):1461-1470. 
206435例の2型糖尿病患者において低血糖によるER, 病院受診リスクを予測するツールを作成·評価
・上記のうち165148例で予測ツールを作成し, 残り患者でInternal validationを施行(Kaiser Permanente Northern Clifornia).
さらにVeterans Health Administration1335966, Group Health Cooperative patients 14972例においてExternal Validationを施行.
アウトカムは12ヶ月以内の低血糖による受診リスク

各母集団のデータ

Delivationより, 低血糖による受診リスク因子として,
・過去3回以上の低血糖による受診歴
・インスリン使用
1年に2回以上のER受診歴
SU剤使用
77歳以上
Stage 4以上のCKD(eGFR<30) が挙げられる
・特に3回以上の低血糖受診歴ではリスクが跳ね上がる.

これらから, リスクを高(>5%),  中(1-5%), 低(<1%)とし, それを予測するツールを作成

このツールを用いてValidation群で評価
どの集団でもLow<1%, High5%前後~それ以上Intermediate1-2%程度と予測能は良好と言える.

各集団における予測低血糖リスクと実際の低血糖受診率
・External validationではややばらつきはあるものの, 相関性は期待できる.
・3回以上の低血糖受診がある場合はどの集団でもリスクは跳ね上がる

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これら低血糖リスクを意識するのは重要. 患者や家族への説明も重要となる.
特に3回以上の低血糖受診歴は非常に高いリスク因子となる

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