ブログ内検索

2016年8月19日金曜日

C. difficile感染症既往がある患者に対する, 経口VCM予防投与

CDI(下痢+CD PCR陽性)の既往がある患者で, 再度抗生剤投与を行った患者群を後ろ向きに解析
(Clinical Infectious Diseases® 2016;63(5):651–3)
・予防的VCM経口投与施行群と否施行群におけるCDI再発リスク(抗生剤投与後4wk以内の下痢+PCR陽性)を比較した
・妊婦, VCMアレルギー, メトロニダゾール使用群, IBD, 憩室炎, 憩室症, 細菌性消化管感染症は除外.

上記を満たす 203例中, 経口VCM予防投与は71例(投与量は125mg もしくは250mg bidを抗生剤投与期間+1週間以内使用)

両患者群のデータ.

・予防投与群は有意にカルバペネム, 制酸剤使用例が多い.
・予防投与期間は抗生剤終了後 +0.8日[0-6]

アウトカム
・CDI再発は予防投与群で4.2%, コントロール群で26.6%
 OR 0.12[0.04-0.4]と有意にリスクが低下.

-----------
後ろ向き解析とはいえ, この結果は個人的にインパクトが大きい.
これを切っ掛けとして前向きStudyが始まる可能性もあるだろうとおもう.

期待!

0 件のコメント:

コメントを投稿