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2012年10月23日火曜日

再発性のTIAはStrokeリスクにはならない. Capsular warning syndromeが重要


Neurology® 2012;79:1356–1362


1000例のTIA患者のCohort study.
その内170例が7日以内にTIAの再発を認めた.

両群における7日以内のStroke発症率を評価すると,

 全体的なStroke発症率は孤発性TIA群で9.2%, 再発性TIA群では10.6%と同等.
 TIAのタイプ(Cardiac emboli, Large artery arteriosclerosis, Small-vessel disease)では, Small vessel diseaseによるTIAはStroke発症率が高くなる. またABCD2 scoreでも発症リスクを評価することは可能だが, 孤発性か再発性かでリスクを評価することは困難.

 Capsular warning syndromeを認めるTIAは他のTIAと比較してStroke発症リスクが非常に高い.
 Capsular warning syndromeは内包の症状 = 片麻痺を認めるTIAのこと.

 TIA後30日以内のStroke発症率;
Afや50%以上の頸動脈狭窄は特にStrokeリスク因子にはならないか、なったとしても極僅かのみ. それよりもCapsular warning syndromeの方がよっぽどリスクになっている.

 片麻痺を認めるTIAは高頻度で脳梗塞へ移行するため、要注意ということは覚えておきましょう. 

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