Johns Hopkins Arthritis Centerに免疫チェックポイント阻害薬(ICIs)による炎症性関節炎(IA)で紹介となった患者を前向きにフォローした報告.
・患者はICI使用歴があり, それによる炎症性関節炎を専門医により診断されている群を対象.
・ICI投与前からリウマチ性疾患がある患者, 他のStudyに組み込まれ, まだ結果が発表されていない症例は除外.
・ICI投与終了後 ~24ヶ月間フォローした
母集団データ, 臨床データ
アウトカム
・3ヶ月の時点で70.6%が活動性の関節炎(+)
・6ヶ月の時点では48.8%(20例)
このうち14例はフォロー期間中活動性関節炎が持続
ICI投与期間が長い例や
・複数のICIを使用している例では炎症性関節炎の持続リスク高い
・治療薬の選択とIA持続には関連性は見出せず