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2019年9月7日土曜日

多系統萎縮症とパーキンソン病の排尿障害パターン

(Neurology® 2019;93:e946-e953. doi:10.1212/WNL.0000000000008053)

MSA, PDで排尿検査を行なった患者群のReview.
・専門施設で診断された症例のみを抽出し非定型例や二次性パーキンソン, 骨盤手術歴, 放射線治療歴がある患者は除外.
・MSA 107(男性50), PD 112(男性57)で評価
 MSAMSA-C52, MSA-P55

両群の比較

MSA症例は泌尿器科コンサルト, 検査されるまでの期間が有意に短い(2.9±1.9 vs 7.6±4.6)
症状は尿意切迫感が有意にPDで多く尿閉症状は有意にMSAで多い

排尿検査
UFM: uroflowmetry
PVR: post void residual 

MSAでは尿流が弱く, 残尿量が多い. 膀胱容積も増大する
PDでは排尿筋過活動が主に認められる.

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変性疾患でも両者では排尿障害のパターンが異なる.
MSAでは尿流の低下, 残尿の増加が主となり, 尿閉症状が問題となりやすい
PDでは排尿筋の過活動が主であり, 尿意切迫など過活動性膀胱が主になる.

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