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2013年8月28日水曜日

肩関節脱臼に対するエコー評価


Ann Emerg Med. 2013;62:170-175
7.5-10MHzのLinear transducerを用いての評価.
方法は前方と側方アプローチがある.

前方アプローチ; 鳥口突起に水平にプローブを当てる.
通常は鳥口突起と上腕骨頭が並んで見える(B)が, 脱臼している場合はそれがずれる.

側方アプローチ; 肩峰(acromion)直下で長軸方向に当てる
D; 正常像. 肩峰と三角筋と上腕骨頭の位置関係がCの脱臼時には崩れている.

73例の肩関節脱臼患者へのエコー評価では,
肩関節エコーは感度100%[93.4-100]で脱臼を検出. 
また, 整復後の評価でも100%[93.2-100]で整復が確認可能であった.

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整復できたかどうか微妙なときに再度レントゲン評価をする手間が省けるのがいい感じ.