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2013年2月13日水曜日

Meckel憩室

Meckel憩室, メッケル憩室, Meckel diverticulum

先天性の腸管奇形の1つ.
 全人口の2%で認められ, 男女比は2:1,
 また, 2歳未満で最も多く発見される.
 Meckel憩室の部位は, バウヒン弁から2Feet(61cm)以内に多い
 通常無症候性で, 手術中に偶発的に発見されることが多いが, 高齢者で有症状となることもある.
(Southern Medical Journal  2004;97:1038-1041)

Mayo clinicの1476例の解析では, (Ann Surg 2005;241: 529 –533)
1950-2002年に術中に診断されたMeckel憩室例1476例のReview
 症候性は238例(16%)で, 無症候性が1238例(84%)
 症候性の年齢分布は, 平均年齢が31±23.6y, 0歳と10歳〜20台で最多となる.


症候性のMeckel憩室の男女比は小児, 成人双方で3:1.
 一方, 無症候性では小児群では3:1だが, 成人例では男性58% vs 女性42%とほぼ同等となる.
症候性の症状
 成人例, 小児例共に出血, 閉塞, 憩室炎が主な症状となる.

切除部位の病理結果
症候性では異所性胃粘膜が多い.

Meckel憩室の診断
疑えばメッケルシンチ(99mTcO4)を考慮する.
異所性胃粘膜への集積を利用するシンチグラム.
下血を来すような場合は異所性胃粘膜である事が多いため, 診断率も81-95%と良好.

原因不明の下部消化管出血の際には要チェック

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