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2020年8月18日火曜日

巨細胞性血管炎(側頭動脈炎)における身体所見, 検査所見の感度/特異度

(JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2020.3050 )より 

Meta-analysisによる各所見のGCAに対する感度/特異度

・GCAが疑われ, 評価された患者群を含む 68 studies, N=14037を評価

 Prospective15%(患者数), Retrospective85%

・GCA診断の79.8%が側頭動脈生検, 残りは臨床診断


患者背景


症状

・診断に有用なのは顎跛行(LR 4.9)

他の症状

・感度は低いが, 四肢の跛行も重要な所見の一つといえる


身体所見

・側頭動脈の異常所見, 側頭部の圧痛AION(Anterior ischemic optic neuropathy)は特異的な所見


検査所見

・ESRは亢進するが, >100mm/hとなるのは1/4程度のみ

 >80mm/hからは特異度も高い.

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特に目新しい情報はないですが, 最新のMetaということで紹介です