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2019年12月15日日曜日

本の感想: 身体所見のメカニズム

献本御礼


https://www.amazon.co.jp/身体所見のメカニズム-Zハンドブック-原書2版-―電子書籍-日本語・英語版/dp/4621304143/ref=sr_1_4?qid=1576414454&refinements=p_27%3AMark+Dennis&s=books&sr=1-4&text=Mark+Dennis


700頁以上のボリュームで, 数えるのを諦めるくらい膨大な身体所見を解説している本です.

1つの所見に対して1-3頁程度で身体所見の概要, 機序, 病態, 有用性がまとめられているため,
「あれ? この所見ってどういう意味だっけ?」とド忘れしたとき,
オーベンに所見の意味を聞かれた時, すぐにチェックできます.

特に神経所見ですぐ機序, 局在を忘れてしまう自分にとっては, よいカンペを手に入れました.

身体所見は各臓器別に, 所見名でAからZの順で並んでいます. その点が通読には向かないと思いました.
できれば疾患や病態毎でまとめて欲しかったなぁ、、、、と思っていたところ, 実は索引の後半部分に病態毎で身体所見がまとまっていました.

じゃあもう小言はないっす