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2021年10月10日日曜日

SLEにおける肺高血圧症合併リスクとリスク因子, Nomogram

 (Arthritis & Rheumatology Vol. 73, No. 10, October 2021, pp 1847–1855)

中国におけるProspective Cohort (CSTAR cohort)

・2003-2020年に診断されたSLE患者3624例のうち,


 フォロー中央期間 4.84[2.42-8.84]年で,


 肺高血圧(右心カテにて診断)を認めたの例が92例(2.54%)

・PH合併のリスク因子は
急性/亜急性皮膚ループス,  関節炎,
  PLT低下, 軽症ILD, 抗RNP抗体陽性


10年間のPH発症を予測するnomogram


・予測nomogramと実際の観察された肺高血圧症のリスク


発症リスクは, 

・発症リスク<1.70%を低リスク, 1.70-4.62%を中リスク. それ以上を高リスク群とし

・高リスク >4.62%となる群では, 
年1回のスクリーニングを推奨